知育玩具の中でも積み木やブロックは、小さい頃にものを作ったり、壊したりして遊ぶおもちゃとして、よく使われています。
ブロックの中でもレゴで遊んだことがある東大生は、「レゴは、集中力、アイデアを膨らませる創造力、空間構成力・イメージ力にいい影響があった」と思っていることが報告されています(レゴジャパンによる2018年の調査)。
私自身は、レゴで遊んだことはなかったのですが、子どもが興味を持つようであれば、買ってみようと思い、まずは自分で車(フェラーリF8トリブート)のレゴを作ってみました。
レゴとプラモデルの集中力、創造力、空間構成力・イメージ力
集中力にいい影響がある?
私が小さい頃には、よくプラモデルを作っていました。
作り始めると何時間も集中して作り続けて、ごはんも食べずにやっていました。
そういう意味では、私にとってプラモデルは集中力をつけるのにはいい影響がありました。
でも、ほかにも興味を持って集中できるものがあれば、それはレゴでもプラモデルでも何でもいいので、子どもの興味に合わせてあげることが重要ですね!
創造力にいい影響がある?
レゴも以前は簡単なブロックで組み立てるものでしたが、最近では細かなブロックや特殊なブロックを使って、プラモデルに近いものを作ることができるようになっています。
でも、説明書通りに作るのであれば、プラモデルと変わらないのかなと思ってしまいます。
アイデアを膨らませる創造力をはぐくむには、説明書通りに作るレゴではなく、自由に作るレゴがいいと思います。
空間構成力・イメージ力にいい影響がある?
レゴやプラモデルは、ゲームやアニメなどの二次元のものと比較すると、どちらも空間構成力・イメージ力にいい影響があると思います。
でも、最近の研究では自然の中で遊んでいる子どもの空間認知能力が高いことが報告されているため、空間構成力・イメージ力にいい影響がある順番としては、「自然の中で遊ぶ > レゴやプラモデル > ゲーム・アニメ」になるのではないかと思います。
車(フェラーリ)のレゴの開封
箱の中には、車体の底に使用される黒いブロック、「1」と書かれた袋に入ったブロック、「2」と書かれた袋に入ったブロック、組み立て方の説明書、ブロックに貼るシールの5点が入っていました。
組み立て方の説明書を見ながら、まずは車体の底に使用される黒いブロックに、「1」と書かれた袋に入ったブロックを使って車の後半部分を作っていきます。
車(フェラーリ)のレゴの後ろ半分を組み立てる(注意点あり)
組み立て方の説明書には、順番に使用するブロックとその個数が書いてありますので、それに従って組み立てていきます。
間違えないで組み立てられるといいのですが、私の場合は、黒とグレーのブロックを間違えて組み立ててしまったり、ブロックの個数を見ていなくてブロックの個数が少ないままで組み立ててしまいました。
購入したフェラーリのレゴの対象年齢は7歳以上ですが、子どもが組み立てる場合には、ブロックの色や個数を間違えないように親が見守っている方がいいと思います。
間違って組み立てたブロックをはずすのは、結構たいへんです。
私は、間違ったブロックを爪ではずした時に爪の先端部分がわずかに割れてしまいました。
レゴのブロックをはずすためのレゴ専用のブロック外し(ブリックセパレーター)が100円くらいで販売されていますので、購入しておいた方がいいと思います。
また、「1」と書かれた袋に入ったブロックを使って組み立て方の説明書通りに作成しましたが、ブロック(特殊パーツ)がいくつか余りました。
どこかで使用するのを忘れたのかと、組み立て方の説明書を最初から見直しましたが、使い忘れているブロックはありませんでした。
余分に入っているものが記載されていれば、確かめることができるのでいいのになと思いました。
車(フェラーリ)のレゴの前半分、サイドを組み立て、タイヤを装着する
フェラーリのレゴの前半分とサイドを組み立てた時も、ブロックの種類と個数を間違えないようにして組み立てます。
私は、後ろ半分を組み立てた時と同じようにブロックの装着忘れや個数の間違いがあり、途中でブロックをはずして組み立てなおしました。
「2」と書かれた袋に入ったブロックを使って組み立て方の説明書通りに作成しましたが、こちらもブロック(特殊パーツ)がいくつか余りました。
まとめ
レゴは、一部の人にとっては、集中力、アイデアを膨らませる創造力、空間構成力・イメージ力にいい影響はありそうです。
集中力を育てるのには、子どもが興味を持って集中できるものがあれば、何でもいいので、子どもの興味に合わせてあげることが重要ですね!
アイデアを膨らませる創造力をはぐくむには、説明書通りに作るレゴではなく、自由に作るレゴがいいと思います。
空間構成力・イメージ力を育てるには、レゴは、自然の中で遊ぶことには劣るかもしれませんが、ゲームやアニメよりはよさそうです。
車(フェラーリ)のレゴを組み立てる時には、レゴ専用のブロック外し(ブリックセパレーター)を持っていると組み立て方を間違っても安心です。
また、余分なブロックも入っているので、完成した後にブロックが残っていても問題ありません。
車(フェラーリ)のレゴを作ってみた感想は、プラモデルに近い感覚で作れますが、プラモデルの方がよりリアルなものが作れます。
レゴでもリアルなものを作ろうと思えば作れるはずですが、あえてブロックで作っているのがわかるようにしている感じがします。
モノ作りに興味のある子どもには、レゴやプラモデルは、おすすめです。
それほど興味がない場合には、それ以外に興味が持てるものを探してみましょう!