新幹線の新しいWi-Fiサービス【S Wi-Fi for Bizを実際に使ってみました】

新幹線のS Wi-Fi for BizとS Work車両📝仕事・勉強

東海道新幹線の「のぞみ」の車内では、無料のWi-Fiサービスがあります。
でも、新幹線のWi-Fiに接続しても速度が遅くて、使いものにならなかった人も多いのではないでしょうか?
ところが先日、新幹線のN700S車両に乗った時に、新しい無料Wi-Fiサービスである「S Wi-Fi for Biz」が使えるようになっていました。
乗車人数が少ない時には、以前のWi-Fiサービスと違って、快適にインターネットを使用することができましたが、乗車人数が多い時には通信速度はかなり遅くなります。

N700系・N700Aの車内での無料Wi-Fiサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」

JR東海やJR西日本の「のぞみ」の車両には、N700系(2007年~)、N700A(2013年~)、N700S(2020年~)があり(N700AとN700Sを含めてN700系と呼ばれることもあります)、N700系・N700Aの車内では、以前から無料Wi-Fiサービスがありました。

客室内に「Shinkansen Free Wi-Fi」のステッカーが貼ってある車両で、東京駅~新大阪駅~博多駅~鹿児島中央駅のすべての区間で利用することができます。

スマホなどの手持ちの機器のWi-FiをONにして、ネットワーク一覧からSSID「Shinkansen_Free_Wi-Fi」を選択した後にメールアドレスで登録するか、SNSのアカウントによる認証を行うことで、無料で利用することができます。
1日に何度でもご利用できますが、1回の接続時間は30分に制限されるため、連続して使用する時には、接続が切れた後に再び接続する必要があります。
また、最初の登録から21日以上経過した場合には、再度、メールアドレスによる登録またはSNSのアカウントによる認証が必要になります。

でも、インターネットに接続しても、速度が遅すぎてほとんど使いものにならなかったと感じた人も多いと思います。

N700S車両の新しい無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」

東海道・山陽新幹線のN700S車両(普通車でも各座席にコンセントあり)の7号車(普通車指定席)と8号車(グリーン車指定席)で、2021年10月から新しい無料Wi-Fiサービスである「S Wi-Fi for Biz」が使えるようになりました。

S Wi-Fi for Bizのリーフレット
「S Wi-Fi for Biz」のリーフレット(印刷物)

使い方の案内については、座席の前ポケットに「S Wi-Fi for Biz」のリーフレット(印刷物)が置いてあります。
そのリーフレットの案内に従って、スマホなどの手持ちの機器のWi-FiをONにして、ネットワーク一覧からSSID「S_Wifi_for_Biz」を選択した後、パスワードに「Nozomi_S」を入力します。
リーフレットのQRコード(二次元バーコード)を用いるとパスワードの入力は省略できます。
その後は、利用規約に同意して、メールアドレスで登録するか、SNSのアカウントによる認証を行うことで、無料で利用することができます。
また、人気の雑誌が読み放題の「dマガジン」も無料で利用できるのは、うれしいですね!
「Shinkansen Free Wi-Fi」のように30分間の利用時間の制限がないため、その点では利便性は向上していました。

インターネットの回線速度は、使う人数と容量によって変わります。
乗車人数がかなり少ない時には新幹線のWi-Fiと思えないくらいに快適にインターネットが使用できましたが、乗車人数が多くて動画を見ている人が多い状況では、速度が遅すぎてほとんど使いものになりませんでした。

S Work車両とは?

新しい無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」の開始に伴って、東海道・山陽新幹線のN700Sの「のぞみ」7号車は、車内で仕事ができるようにパソコンの使用や携帯の通話やWeb会議ができる「S Work車両」が設定されました(12月28日~1月6日以外)。
ただし、ほかの人のパソコンのキーボードで入力する時の音、携帯やWeb会議での通話などに対しても許容する必要があります。
そのため、周囲が静かな状況で乗車したい人や車内で寝たい人は、「S Work車両」は利用しないように注意が必要です。

そのほかに、N700S車両では、膝上クッション、簡易ついたて、パソコン用のACアダプタ、USB充電器、小型のマウスなどのビジネスサポートツールを貸し出してもらえます(貸し出しは新横浜駅~京都駅の区間のみで、数に限りがあります)。

S Work車両を利用する時の注意点

S Work車両を利用する時の注意点として、早めの予約で料金が安くなる早特の商品が購入できません。
個人的には、早得のきっぷを購入することが多かったので、早得のきっぷが買えない時にはS Work車両を利用してみようかなと思います。
そのほかの注意点は、以下の通りです。

  • スマホ・タブレット・パソコンなどのスピーカーからの音は、OFFまたはイヤホン・ヘッドホンを使う必要があります。
  • 歓談したり、座席を回転したりはできません。
  • N700Sの車両で運転する列車は、ホームページや時刻表等で調べる必要があります。
  • 家族や友達や同僚などほかの人と一緒に乗車する時でも、本人の一人分の予約しかできません。
  • 「こども」用の設定がないため、こどもが乗車する時でも「おとな」料金が必要になります。
  • 「喫煙ルーム付近席」の設定がありません(7号車のデッキに喫煙ルームがあります)。

S Work車両がある新幹線のきっぷの予約と購入

S Work車両の座席を確保するには、エクスプレス予約やスマートEXによるインターネットによる予約が必要です(駅や旅行会社では予約や購入できません)。
料金は、ほかの普通車指定席をエクスプレス予約やスマートEXで予約する場合と同額です。
S Work車両の座席の予約に関しては、エクスプレス予約やスマートEXでの予約と同じで、乗車日の1ヵ月前(10:00)から乗車する日の列車が発車する時刻の4分前まで予約でき、予約後でも列車発車時刻前まで何度でも予約の変更ができて、予約変更の手数料は無料です(発券後の変更は制限があります)。

スマホで「エクスプレス予約」を使ってS Work車両の座席を確保する場合の例を示します。

エクスプレス予約のメニュー画面
エクスプレス予約のメニュー画面

エクスプレス予約のホームページでログインした後に、メニュー画面で予約をタッチします。

新幹線の日時・区間の選択画面
新幹線の日時・区間の選択画面

新幹線を予約する日時(時間はおおよその時間)と区間を選択します。

乗車する新幹線の選択画面
乗車する新幹線の選択画面

予約する新幹線を選択します。

S_Work席の選択画面
S Work席の選択画面

S Workの座席が予約できる新幹線には、「EX予約 S Work席」を選択する画面が出てきますので、チェックを入れて予約します。

私は、エクスプレス予約で新幹線の予約をしています。
実際に使ってみると、きっぷの購入や予約の変更が簡単にできて便利です。
きっぷ売り場に並んて待つこともなく快適です。
エクスプレス予約の会員になるには年間1,100円の会費がかかりますが、新幹線のきっぷの料金が安くなったり、エクスプレス予約を使用するたびに、距離や回数に応じてポイントがたまり、一定以上のポイントがたまるとグリーン席を安く購入することもできたりするので、おすすめです。

新幹線をそれほど利用しない場合には、年会費が不要な「スマートEX」の会員になることをおすすめします。

エクスプレス予約やスマートEXによる予約の注意点

乗車券と特急券が一体になった商品であり、「東京都区内」「大阪市内」「福岡市内」などの11都市内の通常の乗車券に適用される「特定都区市内制度」が適用されません。
そのため、利用区間によっては、エクスプレス予約やスマートEXで予約する時の料金の方が高額になる場合があります。
また、乗継割引は適用されません。

まとめ

  • 東海道・山陽新幹線のN700S車両の7号車と8号車には、新しい無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」が使えます。
    以前の無料Wi-Fiサービスと違って、乗車人数が少ない時であれば快適にインターネットを使用することができますが、乗車人数が多い時には回線速度はかなり低下します。
    人気の雑誌が読み放題の「dマガジン」も無料で利用できます。
  • N700S車両の7号車は、車内で仕事ができるようにパソコンの使用や携帯の通話やWeb会議ができる「S Work車両」が設定されています。
  • S Work車両では、膝上クッション、簡易ついたて、パソコン用のACアダプタ、USB充電器、小型のマウスなどのビジネスサポートツールを貸し出してもらえます(貸し出しは新横浜駅~京都駅の区間のみで、数に限りがあります)。
  • S Work車両を利用する時の注意点として、早めの予約で料金が安くなる早特の商品が購入できません。
  • S Work車両の座席を確保するには、エクスプレス予約やスマートEXによるインターネットによる予約が必要です(駅や旅行会社では予約や購入できません)。

東海道・山陽新幹線を利用される機会があれば、Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」や「S Work車両」を利用してみてください。
きっと今までとは違った新幹線の過ごし方ができると思います。

タイトルとURLをコピーしました