スマホのおすすめプランは?【楽天モバイルやリンクスメイトなどの使用レビューあり】

スマホのおすすめプランは? 【使用レビューあり】 ♻️ エコ・節約

スマホのプランがたくさん出てきていて、どの通信会社のプランにしたらいいか悩んでいる人も多いと思います。
もちろんドコモやauやソフトバンクはもちろん、UQモバイル、ワイモバイルといったサブブランドでは快適に使えるのでおすすめです。
そのほかに、今までにいくつものプランを試してみましたが、12~13時や17時~夜間にかけての時間帯で、速度が低下して快適に使えないものがたくさんありました。
上記時間帯で、それなりに快適に使えたプランは、リンクスメイトのプランです。
リンクスメイトのホームページには実効速度を公開しています(ほかのプランでも公開してほしいものです)。
OCNモバイルONEの新コースも今のところ快適に使えるようです。

また、楽天モバイルのプランは、回線エリアが比較的せまいため、単独での使用はあまりお勧めではありません。
ほかのプランのSIMと合わせて、2つのSIMを同時に使える デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)のスマホで使うことをお勧めします(2台のスマホを持ち歩くのが苦にならなければ、2台持ちでもいいと思います)。

今回は、月に使用するデータ通信容量別で通信会社対応スマホ別のおすすめのプランを紹介します(価格やプランの内容は、2021年11月20日時点のものですので、現時点の価格やプランの内容の詳細についてはホームページでご確認ください)。

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月に3GB以下のおすすめ

月に3GB以下のおすすめを表にしました。
くわしくは、それぞれの項目でチェックしてください。


楽天モバイルリンクスメイトの電話機能付きOCNモバイルONEの新コースauのpovo2.0(データ追加3GB)LINEMOのミニプラン
月額料金とデータ量0円(~1GB)
1,078円(1~3GB)
517円(100MB)
~917円(3GB)
770円(1GB)
990円(3GB)
30日間で990円(3GB)990円(3GB)
通話料
専用アプリで無料専用アプリで11円/30秒専用アプリで11円/30秒22円/30秒22円/30秒
速度制限モード1Mbps(auエリア)200kbps200kbps 切り替えなし 切り替えなし
かけ放題専用アプリで無料1回10分以内 月935円1回10分以内 月935円1回5分以内 月550円1回5分以内 月550円
その他SMSも専用アプリで無料実効速度を公開バースト機能ありデータ使い放題24時間 220円LINEギガフリー
月に3GB以下のおすすめ

楽天モバイル対応のDSDVスマホ

楽天モバイル対応で、2つのSIMを同時に使える デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)のスマホであれば、ひとつのSIMには楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIにするのがおすすめです。
ただし、自分がふだん居るエリアが楽天モバイル対応サービスエリアである必要があります。現在のサービスエリアはサービスエリアマップでご確認ください。
1ヶ月のデータ使用量が1GB以下であれば無料(1回線目のみ)で、1GBを超えても、3GB以下なら1,078円です。「Rakuten Link」アプリを使えば、電話やショートメール(SMS)も無料でかけ放題になります。

楽天回線エリア外では、パートナー回線エリアと呼ばれるau回線のエリアにつながることがあります。
しかし、楽天モバイル対応サービスエリア(楽天回線エリア+パートナー回線エリア)が比較的せまく、都市部でもビルの中で圏外になることもあります。
そのため、DSDVのもうひとつのSIMには、データ通信ができるSIMを追加したほうがいいと思います。
そうすることで、楽天モバイル対応DSDVスマホ(Android)の場合は、楽天エリアの圏外でも電話の発着が可能です。iPhoneの場合は、楽天エリアの圏外では相手がRakuten Linkで発信した通話以外は着信できません(発信は可能です)。
また、iPhoneを使っている人は、iPhone 12以降でないとパートナー回線(au回線)の自動切り替えに対応していないので注意が必要です。

そのほかの注意点としては、楽天モバイルのSIMのみでは楽天エリアの圏外では110番や119番に発信できないため、もうひとつのSIMにはデータ通信のSIMではなく、電話機能付きのSIM(下記の「ドコモ対応、au対応、ソフトバンク対応のスマホ」を参照)を追加することがおすすめです。
また、楽天モバイルの無料の音声通話は、ネット回線を使うため、ネット環境が悪いと音声が途切れることがあります。
そのため、仕事で重要な話をする場合には使わない方がいいと思います。

ドコモ対応のスマホ

ドコモ対応のスマホであれば、リンクスメイトの電話機能付きがおすすめです。
データ使用量の応じて100MBの月517円から3GBの月917円まで細かく値段設定されています。
また、節約モードをONにすると低速データ通信(200kbps)になり、通信容量を消費しません。
専用アプリを使用することで、国内通話料は11円/30秒になります。
1回10分以内の国内通話のかけ放題はオプションで、月935円になります(専用アプリ使用時)。

リンクスメイトの気になる点は、以下の4点です。

  • 節約モードをOFFにしたい時には会員ページの設定を変更しないといけないが、 低速データ通信(200kbps)では会員ページの表示が遅い
  • データ容量を家族で分け合った場合に、個々に節約モードを設定できない(自分だけ節約モードをOFFにしたくても家族全員OFFになり、家族が知らない間に使い切ってしまう可能性があります)
  • 低速データ通信時にバースト機能(通信の最初の数秒間だけ高速通信速度でデータ通信できる機能)がない
  • 低速データ通信時 でも3日間でデータ通信量が300MBに達した場合に、さらに通信速度が制限される

上記の4点をほとんど気にしなくてもいいプランは、OCNモバイルONEの新コースです。
以前のOCNモバイルONEのプランは、12~13時や17時~夜間の時間帯で通信速度が遅くて快適に使えませんでしたが、新コースのプランでは現時点では速くなっているようです。
データ使用量の応じて1GBの月770円と3GBの月990円のプランがあります(ほかにも6GBと10GBのプランがあります)。
節約モードや専用アプリ(国内通話料は30秒ごとに11円、1回10分以内の国内通話のかけ放題は月935円)があります。
アプリを使えば、節約モードの切り替えが速くでき、家族で分け合っていても個々に節約モードを設定できます。
低速データ通信時でもバースト機能があり、 3日間で契約通信量の半分(3GBのプランでは1.5GB)を使用した場合にしか、さらに通信速度が制限されることがありません。
今後も12~13時や17時~夜間の時間帯で通信速度が低下しなければ、リンクスメイトよりOCNモバイルONEの新プランがおすすめです。

au対応のスマホ

auのpovo2.0がおすすめです。
3GBで30日間990円で使用できます(低速モードに切り替えて通信料を節約することはできません)。
高速データ通信を使わない月は0円(128kbpsの超低速)、高速データ通信を使う時だけトッピングと呼ばれる追加料金を支払うこともできます。
ただし、180日間以上トッピングの購入がなかったり、通話やSMSなどで660円を超える利用がなかったりする場合には、連絡の上で、利用停止や契約解除となることがあるため、注意が必要です。
国内通話料は30秒ごとに22円です。
1回5分以内の国内通話かけ放題はオプションで、月550円になります。

ソフトバンク対応のスマホ

月に1GB以上使用するけど、電話をほとんどしないのであれば、楽天モバイルよりLINMO(ラインモ)のミニプランがおすすめです。
3GBを月990円で利用でき、LINEアプリを用いたトーク、音声通話、ビデオ電話、画像・動画の送受信のデータ消費はゼロです(LINEギガフリー)。
ただし、低速データ通信に切り替えることはできません。
1回5分以内の国内通話のかけ放題はオプションで、月550円になります。
また、データ通信料を多く使う月が事前にわかっていれば、前月末日21時頃までにスマホプランにプラン変更を申し込めば、翌月1日から スマホプラン に変更することができます。

月に3~20GBのおすすめ

月に3~20GB以下のおすすめを表にしました。
くわしくは、それぞれの項目でチェックしてください。

ahamo povo2.0(データ追加20GB) LINMO楽天モバイル
月額料金とデータ量2,970円(20GB)30日間2,700円(20GB)2,728円(20GB)2,178円(3GB~20GB)
通話料22円/30秒22円/30秒22円/30秒専用アプリで無料
速度制限モード切り替えなし
(20GBを超えた後は1Mbps)
切り替えなし
(20GBを超えた後は128kbps)
切り替えなし
(20GBを超えた後は1Mbps)
1Mbps(auエリア)
かけ放題1回5分以内 無料1回5分以内 月550円1回5分以内 月550円専用アプリで無料
その他海外データ通信可データ使い放題24時間 220円LINEギガフリーSMSも専用アプリで無料
月に3~20GBのおすすめ

ドコモ対応のスマホ(DSDV以外)

ドコモ対応のスマホ(DSDV以外)であれば、ahamo がおすすめです。
ahamoは、月2,970円で使用できます。
1回5分以内の国内通話が無料です 。
また、海外でも20GB以内であれば、海外82の国・地域でデータ通信が利用できます。

au対応のスマホ(DSDV以外)

au対応のスマホ(DSDV以外)であれば、povo2.0がおすすめです。
povoは、月2,728円で使用できます。
1回5分以内の国内通話のかけ放題はオプションで550円です 。
オプションで、データ使い放題24時間を220円で購入できるため、一日中高画質の動画を楽しみたい時などに便利です。

ソフトバンク対応のスマホ(DSDV以外)

ソフトバンク対応のスマホ(DSDV以外)であれば、LINMO(ラインモ)のスマホプランがおすすめ です。
LINMO(ラインモ)のスマホプランは、月2,728円で使用できます。LINEアプリを用いたトーク、音声通話、ビデオ電話、画像・動画の送受信のデータ消費はゼロです(LINEギガフリー)。
1回5分以内の国内通話のかけ放題はオプションで月550円です。
また、 データ通信料を少なく使う月(3GB以下)が事前にわかっていれば、前月末日21時頃までにミニプランにプラン変更を申し込めば、翌月1日から ミニプラン に変更できます。

楽天モバイル対応のDSDVスマホ

楽天モバイル対応のスマホであれば、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIがおすすめです。
月2,178円で使用できます。
「Rakuten Link」アプリを使えば、電話やショートメール(SMS)も無料でかけ放題になります。
楽天回線エリア外では、パートナー回線エリアと呼ばれるau回線のエリアにつながることがありますが、5GBを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
その制限にかからないようにするには、「my 楽天モバイル」アプリで「データ高速モード」をオフにして、高速通信が必要なときだけオンにすれば、au回線の使用量が5GBを超えることは少なくなると思います。
「データ高速モード」をオフにしたままでも、楽天エリアでは速度制限はかかりません。

自分の行動範囲が 楽天モバイル対応サービスエリア の圏外になることがあれば、上記の「月に3GB以下のおすすめ」の「楽天モバイル対応のDSDVスマホ」のように別のSIMを追加することをおすすめします。

月に20GB以上のおすすめ

月に20GB以上でも高速通信をしたいのであれば、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VI がおすすめです。
月3,278円で無制限に利用できます。

月に20GB以上使用した時に1Mbpsの通信速度でも構わないのであれば、ahamo、LINEMO(ラインモ)がおすすめです。

povoは、24時間220円で高速通信ができるので、パソコンでテザリング(スマホなどのデータ通信を利用して、パソコン・タブレット・ゲーム機器・ほかのスマホなどをインターネットに接続)をしたい時や高画質の動画を楽しみたい時には便利です。

モバイルルーターを一緒に持ち歩くのが苦でなければ、WIMAX2+のギガ放題プラン(月3,753~)のモバイルルーターをスマホ(「月に3GB以下のおすすめ」のプラン)と一緒に持ち歩くのもおすすめです。
WIMAX2+のギガ放題プランの注意点は、以下の2つです。

  • LTEオプションの「au 4G LTE」 の通信量が月7GB以上になった場合、「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」の通信速度が月末まで128kbpsに制限されます。
  • 前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上になった場合、翌日18時頃~翌々日2時頃にかけて通信速度が1Mbpsに制限されます。

私のスマホプラン

私の場合、家や職場にWi-Fi(無線LAN)があるため、月にスマホのSIMで使用するデータ通信容量は、2GB以下です。
また、Galaxy Note(DSDVではないドコモ対応のスマホ)を愛用しているので、リンクスメイトの電話機能付き2GBプラン(月770円)を使っています。
サブ回線として、楽天モバイル対応のDSDVスマホには、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIを使っています。

家では、WIMAX2+のギガ放題プランを使っています。
お出かけの時には、持ち出すことができて便利ですが、光回線インターネットに比べると通信速度は遅いです。
WIMAX2+よりも楽天モバイルの通信速度が速い時があるので、たまに楽天モバイルのスマホをテザリングして使っています。

みなさんも手持ちのスマホ、月に使用するデータ通信容量や電話料金、通信会社の回線エリアを検討して、自分に合った最適なプランを探してみてください。

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